NPO法人と会社の違い
NPO法人と会社は会社形態では、どのような違いがあるのでしょうか? ここでは、設立するときの違いをご紹介します。
設立費用
NPO法人と会社とで最も大きく異なるのは、設立にかかる費用です。NPO法人は、資本金ゼロ、認証手数料や登記費用もゼロと、設立に関して費用はほとんどかかりません。それに対して会社では、資本金が必要で、法定費用もかかります。
NPO法人 | 株式会社 | 合同会社(LLC) | |
資本金 | 0円~font> | 1円~ | 1円~ |
定款認証手数料 | 0円 | 約5万円 | 0円 |
定款に貼付する 印紙代 |
0円 | 4万円 | 4万円 |
登録免許税 | 0円 | 15万円 | 6万円 |
その他 | 印鑑代など | 印鑑代など | 印鑑代など |
NPO法人は設立費用の面で大きなメリットがあります。しかし、以下のようなデメリットもありますので、クリアできるか検討する必要があります。
事業内容
NPO法人では、活動内容(事業目的)は基本的には非営利事業でなければなりません。
例えば「保健・医療又は福祉の増進を図る活動」など、主たる事業が20分野の非営利活動 のいずれかにあてはまらなければなりません。
これに対して、会社の場合は、営利事業であって適法な事業であれば、基本的に事業内容に制限はありません。
設立期間
NPO法人は、認証申請をしてから完了まで最短で2か月程度、最長で4か月かかります。さらに、書類作成など準備期間も考える必要があります。
一方、会社の設立期間は、おおよそ2週間~4週間くらい+準備期間です。
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ハイク行政書士法人
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