浅草パフォーマンスプレイス様
■ お客様インタビュー - 浅草パフォーマンスプレイス様
― NPO法人浅草パフォーマンスプレイスの活動内容をお聞かせください
特定非営利活動法人浅草パフォーマンスプレイスは、大道芸人が集まったNPO法人です。 日本を代表する観光地である浅草は、浅草寺や雷門、仲見世で有名ですが、同時に大衆演芸の街でもあります。わたしたち浅草パフォーマンスプレイスは、浅草の町の活性化のために、老舗劇場「浅草ロック座」を中心とした「六区ブロードウェイ商店街」といっしょに取り組んでいます。 ― 浅草パフォーマンスプレイスは、どのような経緯ではじまったのですか? 活動をはじめたのは、2010年。六区ブロードウェイ商店街からの依頼で、大道芸人やお笑い芸人を集めてパフォーマンスをする企画に声をかけていただきました。プロマジシャンであるわたしを含め、パフォーマー4名が中心となって実行委員会を設立。無事にその企画は終わったのですが、終わると同時に中心人物であった実行委員長が辞めることに。そこで、わたしがあとを引き継ぎ、実行委員会形式で運営を継続していました。その後、2015年2月にNPO法人化。現在は、「NPO法人浅草パフォーマンスプレイス」として活動しており、正会員は10名。ほぼ全員が、プロのパフォーマーです。 ― NPO法人設立は? 2014年10月に申請し、翌2015年2月に認証が出ました。
― NPO法人を設立した理由は? 対外的な信用・信頼面で困っていました。
わたしたちは、真剣にパフォーマンスと向き合っていますが、傍からみたら、得体の知れないパフォーマーが集まった烏合の衆と見られているフシがあったのです。もちろん、六区ブロードウェイ商店街との連携には問題ありませんでしたから、現状の運営におおきな不都合はありませんでした。しかし、徐々にその活動の幅を拡げていこうとすると、マジシャンやストリートパフォーマンス、芸人の集団では、対外的な信頼・信頼面で限界を感じ始めました。 また、現実的な課題として、経済的な問題にも直面しました。パフォーマーたちに、十分なギャラを払うことができなかったのです。それまでは、勢い、ノリというパフォーマンスでつながる仲間意識で参加してくれていましたが、みな、手弁当での参加。徐々に「みんな、身内だから、よろしくやってね」で続けていくには、限界に近づいてきたのです。 ― やはり、お金の問題は避けて通れない? そうですね。シビアな問題でした。 そこで、助成金を受けようと申請に取り組んだのですが、実行委員会形式ではむずかしい。経済的にも、組織的にも、法人格である必要を感じてきました。2012年頃のことです。 ― 「法人化するなら、NPO法人」と決めていたのですか? いいえ。当時はまだ、「株式会社」か「NPO法人」で迷っていました。正直、どちらがよいか、判断がつかなかった。知人で株式会社やNPOを設立した経験者からは、一長一短があることも聞いていましたし、迷っていましたね。 ただ、私たちの活動が、<浅草のさらなるブランド化><浅草寺に続く、浅草の観光の柱をつくること>という地域に根づいた公共性の高いものでしたので、調べれば調べるほど、株式会社よりもNPO法人が適しているのではないかと思いはじめていました。
ネット検索で知りました。「株式会社」と「NPO法人」とを比較しているものや、「NPO法人の立ち上げかた」を解説するようなホームページを探していたところ、目に留まったのが、HIKE行政書士法人だったのです。 ― 行政書士に依頼せず、ご自身で手続きをしようとは思いませんでしたか? それは思いませんでしたね。「餅は、餅屋」という諺があるように、「プロは、プロ」です。プロに任せたほうが、早く・確実に手続きできると思いましたし、精神的な負担もかかりません。なにより、本業の時間を奪われない。迷うことはありませんでした。 また、わたし自身、大学で考古学を学んでいた関係で「学芸員」の資格を取得していました。学芸員とは、博物館資料の収集や保管、調査研究をするための国家資格です。行政書士も、おなじく国家資格です。国家資格の信頼性は感じていますし、その意味でも、プロにまかせるのが安心だという考えでした。 ― 行政書士はプロですが、費用がかかります。選ぶ際には、価格も選定要件でしたか? わたしの周囲に、NPO法人の設立経験者がいたこともあり、相場観はあったので、相場の範囲内であればと納得していましたね。これは面談のときにわかったことですが、HIKE行政書士法人さんの場合、手数料に印鑑制作費が含まれているんです。つまり、手数料は印鑑込みなのです。それも3本ですよ。おかげで、NPO法人設立後に、必ず必要となる印鑑の制作コストが浮きましたし、結果的に他社よりも安くなったのではないでしょうか。 ― 数ある行政書士の中でHIKE行政書士法人を選んだ理由は? ネット検索で情報収集しているときに、いくつかの行政書士を比較検討しました。中でも、気になったところに問い合わせをしましたが、HIKE行政書士法人の対応が、いちばんよかった。そこで、勧められた面談を受けました。
― 熊谷さんの第一印象は? ― 初回面談では、どのようなお話を? 手続きの期間や必要書類のことなどですね。でも、やっぱり専門的でよくわからない。すると、ヒアリングシートを出してきたのです。 このヒアリングシートは5種類のシートからできているのですが、このヒアリングシートの質問に答えていけば、申請書類に書くべき情報がわかるというスグレモノでした。 このヒアリングシートを書き込むだけで、あとはすべて対応してくれました。 熊谷:NPO法人に限らず、法人設立の申請には、ひな形があります。また、申請にも、ある程度決まった書式があります。つまり、書式が決まっている。その書式に準じていないと、申請書が受理されず、何度かやり取りをすることになります。 そこで、当事務所では、最初にオリジナルのヒアリングシートを書いていただきます。
― 熊谷さんに伺います。このヒアリングシートは、どう使うのですか? 熊谷:役所に申請する書類というのは、とかく堅い文章や表現で出すものです。しかし、NPO設立をしたい方々はふだん、そのような表現はしていません。つまり、慣れていない。いきなり書けませんよね。そこで、まずは情報収集。そのために、ヒアリングシートをご用意しています。このヒアリングシートは、むずかしく考えない。深く考えない。いつも考えていることを、箇条書きでもいいので、そのまま書いてもらう。設問に応じて、思いつくまま書いていけば、申請に必要な情報が自然と入手できる仕組みになっています。ヒアリングシートは、これまでのNPO設立の経験から得たノウハウの集大成ですね。それを元に、私どもが申請に適した体裁に整えます。つまり、私たち行政書士は、「手続きの翻訳家」なんですね。
― 手続き期間は、どれくらいでしたか? 打ち合わせは、2回。実際にお会いした初回の面談と、Skypeでの打ち合わせだけ。 その間もメールのやり取りはしましたが、たぶん2,3回です。 全体をとおして、「NPO法人の設立に慣れてるな」という印象を受けましたね。 ― どんな点が、NPO法人設立の経験が豊富だと感じたのでしょう? ダンドリもいいし、やり取りもスムース。専門用語がわからないわたしでも、難しいと感じたことはなかったですね。上手にリードしてくれたと思います。 また、メールや電話、Skypeなどで相談できた点もよかったですね。特にスカイプはいい。素人には、役所に申請する書類は漢字がおおくて、必要以上にむずかしく見えるものですが、Skypeなら、書類をカメラに向けて「ここです。ここがわからないんですよ」って言えますから(笑)実際に、お会いするのと同じように説明ができるので、助かりましたね。時間さえ確保できれば、遠方でも忙しくても打ち合わせができる。時間の節約にもなる。
まだ設立して1か月なので、実感は薄いですね。ただ、ここ浅草は、いわゆる下町です。浅草の町を歩いていると、商店街の方々に声をかけられます。そのときに、「NPO法人にしたんですよ!」というと、「よかったね!」「がんばってね!」とあいさつを返してくれます。下町らしいコミュニケーションの話題にも、NPO法人を使っていますね。 ― 今後、HIKE行政書士法人に期待することをお聞かせください 今回はHIKE行政書士さんのおかげで、たった4か月でNPO法人が設立できました。今後は、グッズ販売や他地域展開をして行く計画を立てていますが、その際には、また熊谷さんにご相談したいと思います。 そのためにも、まずは浅草パフォーマンスプレイスが、浅草寺・雷門・仲見世とならぶ浅草のコンテンツの柱として、大道芸が認知されるようにがんばっていきたいです。さらに、浅草ブランドをより強固なものにしてきたいと計画中です。ぜひ、浅草に遊びにきてください。そして、わたしたち浅草パフォーマンスプレイスを見にきてください。
特定非営利活動法人 浅草パフォーマンスプレイス様 facebook:http://goo.gl/ffvOzH ブログ:http://ameblo.jp/asakusapp/ ※ 取材日時 2015年4月 ※ 取材制作:カスタマワイズ |
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ハイク行政書士法人
担当行政書士:熊谷 竜太
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